2016パ・リーグ チーム別打線の年棒トータル比較~ソフトバンク17億打線

プロ野球2016年シリーズが開幕し、一ヶ月あまりが経過しました。前の投稿ではセ・リーグの各球団の打線について総年棒を比較し、DeNAの健闘ぶりを称えました。
この投稿はパリーグ編です。

スタメン年棒トータルの推移(5/14まで)

まず、パ・リーグ球団別スタメン選手(投手除く)の年棒トータルの推移を調べてみました(5/14まで)。

1推移
2チーム別リスト

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グラフからは、多少変動があるもののチーム間のスタメン年棒総額の序列は概ね保たれていることが分かります。ソフトバンクは貫禄の一位で推移してますね。ちなみに西武が4月下旬に一時的に大きく低下していますが、これは中村剛也(4.1億)の離脱によるものです。

また表の数値からは、「平均」で比較するとソフトバンクが最高額(約15.7億)、ロッテが最低額(約6.9億)ということで、ソフトバンクはロッテの約2.3倍です。なお、「最大」、「最小」はそれぞれ約40試合の中でスタメンの年棒総額が最高or最低水準だったときの値です。

ソフトバンクと楽天の比較

参考までに、ソフトバンクの「最大」と楽天の「最小」の試合におけるスタメン選手と年棒を比較してみましょう。

3ソフト楽天比較

上の試合に限っていうと、ソフトバンクは松田の4億を筆頭に、内川3.3億、柳田2.7億と高額年棒選手がゴロゴロいます。年棒1億未満の選手は3人だけでした。
一方、楽天は年棒1億円以上の選手が一人もいませんでした。

そう考えたら、楽天4位、ロッテ2位って頑張ってるわ!(5/14現在)

驚きの比較

パリーグ編でもやはりこの比較をやりましょう。

4松田楽天比較

つまり、「楽天スタメン9人 < ソフトバンク松田」ということなんですね。

あとさらに別の表現をするならば
「楽天スタメン9人 < 松坂大輔(ソフトバンク・4億)」
ということになります。

ちなみに松坂は、2016/5/14現在、一軍での登板はなく、5/14のウェスタンリーグの登板で1回2/3を投げ、9失点(自責7)と大炎上しました。

まとめ

ソフトバンク打線の豪華さを再認識することができました。ロッテ、楽天打線は年棒総額が比較的低額ながら、それぞれチーム成績は2位、4位(5/14現在)におり、健闘しているといえるのではないでしょうか。

個人的には、ソフトバンク松坂の復活に期待してます。