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自宅を購入するにあたり最低限押さえておくべき情報

多くの人にとって、人生で恐らく一番高額の買い物は家。しかし高額過ぎるが故に感覚が麻痺するのでしょうか、物件についてちゃんと調べず早まって購入してしまう方も多いように思います。
この投稿では、自宅を購入するにあたり、最低限押さえておくべき情報、将来人口の見通し、地価のトレンド(路線価・公示価)について、情報の取得方法をご紹介したいと思います。

将来人口の見通し

人口の増減には、社会増減(他県からの流入・流出)と自然増減(出生と死亡)がありますが、かなりの精度で推計することができるようです。家はそれなりに長期間住むことが想定されますから、10年後、20年後に住居の近隣が廃れてしまっては、売るに売れない悲惨な状況になってしまいます。将来人口の見通しとしては、以下のサイトで取得するのが良いでしょう。

国立社会保障・人口問題研究所
国立社会保障・人口問題研究所
2016年7月現在、24年後の2040年後の予測値を市区町村単位で得ることができます。

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RESAS(リーサス)を活用した立地分析

この投稿では、小売・飲食・宿泊業等を営まれている個人・法人の方が、店舗の立地分析にRESAS(リーサス)という国が提供してくれるシステムを活用する例をご紹介したいと思います。

RESASとは?

『リーサス』と読みます。RESASとは、地方自治体のサポートを目的として、経済産業省が提供する「地域経済分析システム」のことです。2015年4月21日から開始されました。無料で利用できるので、ご自身にとって役立つのなら使わない手はないです。注意点は「Google Chrome」でしか利用できないこと(2015/12現在)。これに対しては「国主導のサービスなのに、特定のブラウザでしか利用できないのはいかがなものか?」という批判もネット上で見かけますが、タダなんで、そんなこといわずに受け入れましょう。
RESASのURLは以下のとおりです。
https://resas.go.jp/

RESASで得られる立地分析情報(2015/12現在)

RESASでは様々な情報を得ることができるのですが、ここでは小売・飲食・宿泊業向けの立地分析に利用できそうな情報を以下に挙げてみます。

・市町村単位の昼間・夜間人口

・市町村単位の人口の流入・流出

・市町村単位の人口の季節変動

・特定の地点を取り出して時間帯別の人口

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