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精密機械、鳥谷敬~2016シーズンを占う

只今、プロ野球は2016年シリーズ、交流戦が開幕したところです。
我が麗しの阪神タイガースは若手主体のチームで健闘は見せているものの、5位(2016年6月13日現在)に低迷しています。このチーム低迷の一因と考えられるのが鳥谷敬選手。金本監督からも2016年開幕当初からキーマンに挙げられ、セ・リーグ野手最高の4億円の年棒を稼ぎ出すこの男の活躍なくして、後半戦のチームの浮上もありえないでしょう。ところでこの鳥谷選手には「精密機械」という異名があります。その由来は、正確無比な守備力と毎年100に迫る四球を叩き出す選球眼(2013年は104個!)、そして毎年なんやかんやで.280前後に落ち着く打率からでしょう。
この投稿では鳥谷選手の打率に注目して、2016年交流戦以降の鳥谷選手の活躍について占ってみたいと思います。
鳥谷

出典:阪神タイガース公式サイト

確かに年度別の打率は.280前後!

まず、鳥谷選手の年度別の打撃成績をみてみましょう。打率の推移をみるとたしかに.280前後と安定していることが分かります。

最も高打率をマークしたのが2014年の.313で、ルーキーイヤーの2004年を除けば、最低でも.262をマークしています(2012年。「飛ばないボール」の年ですね)。ところで2016年は現時点(6/13)で打率.257。

なんか物足りない数字ではありますが、開幕当初はもっとひどかったんです。

2016年成績を占う!

2016年は7試合経過時点で打率.087(23打数2安打)だったんです!鳥谷選手が2016年、どれだけ巻き返したか確認すべく、開幕以降打率の推移をまとめてみました。参考として、直近5年分を併せて掲載します。

こうやってみると2016年の赤ライン、初っ端コケてよく巻き返してきたなというのが分かります。2013年の黄緑のラインと形状が似てるんで、やはり2016年も最終的には.280コース!?

鳥谷選手が『誤作動』を起こしていた時期

鳥谷選手が「精密機械」と呼ばれているのにあやかって、彼が『誤作動』を起こしていた時期を調査しました。
具体的には「鳥谷選手が打率.280である」という仮説を立てたときに、確率的に大きく離れた瞬間(打ち過ぎてたor打たなさ過ぎた瞬間)を調査しました(二項検定をしたときに、分布の累積確率が最小、最大の時期)。
すると彼の12年(※)のキャリアの中で、それぞれ以下の瞬間が見出されました(※ルーキーイヤーのみ全打席のデータを取得できなかったので除外)。


2016年、鳥谷選手はキャリアの中で最大の『誤作動』を起こしてたんですね・・・。

でも、鳥谷選手の活躍なくして阪神タイガースの浮上なし!最終的に彼の2016年の打率がどう落ち着くのか、目が離せません。

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