2015年10月4日、阪神タイガース関本賢太郎選手は19年間の選手生活を終えました。
この投稿では、関本選手と吉川ひなのさんとの意外な関係を紹介する中で、彼の知られざる強いメンタル、ぶれないハートについてお伝えしたいと思います(もう引退しているのですが、この投稿では『関本選手』の呼称で通します)。
プロ野球選手名鑑
皆さんプロ野球選手名鑑をご覧になったことあるでしょうか？コンビニでも売ってる、プロ野球全12球団の所属選手の成績や年俸などのデータが掲載されているアレです。
数社がプロ野球選手名鑑を発刊してるのですが、そのなかでも日刊スポーツが出している名鑑は、収集している項目が独特です。例えば、趣味、乗っている車、『理想のタイプの女性』(独身の選手限定)などを収集しています。
関本選手の入団初年度（1997年）の情報は以下のとおりです。
（当時は本名の『健太郎』で登録。）
彼は『理想のタイプの女性』として『吉川ひなの』と書きました。
翌1998,1999年も『吉川ひなの』でした。
事件発生
しかし、1999年2月、事件がおきました。吉川ひなのは、当時ビジュアル系バンドとして活躍していたIZAMと電撃結婚。そして同年9月にスピード離婚したのです。
翌年、『さすがに、関本も今回は”吉川ひなの”とは書かないだろうな・・・』と思いながら、選手名鑑の関本選手の欄を見ました。
『こいつ、ぶれへんなあ！』
私は思わず叫んでしまいました。
その後、関本選手は2002年にご自身が一般女性と結婚するまで、6年連続で『理想のタイプ』欄に『吉川ひなの』と書き続けたのです(結婚した選手は『理想のタイプ』が収集対象外になる)。
関本賢太郎～そのぶれないハート
余程の覚悟・信念がなければ、『理想のタイプ』に『吉川ひなの』を書き続けることなどできましょうか？
ぶれないハートの持ち主、関本賢太郎は2004年以降一軍に定着して頭角を表し、選手生活晩年は『代打の神様』として、あの鬼のようなメンタル力をいかんなく発揮してくれるのでした。
彼には引退後も、解説者、指導者として野球界を盛り上げていってもらいたいものです。
19年間、お疲れ様でした！
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