プロ野球 セイバーメトリクスでみた選球眼・ミート力最強打者は誰?

野球でデータを統計学的にみて選手の評価や戦略を考える分析手法に「セイバーメトリクス」なるものがあります。
ブラッド・ピット主演の2011年の映画「マネー・ボール」で取り上げられて知ったひとも多いのではないでしょうか。

この投稿では、セイバーメトリクスの評価指標のひとつである『BB/K』について取り上げてみたいと思います。

『BB/K』とは?

『BB/K』は「四球数÷三振数」で計算し、ミート力・選球眼の良さを測る指標と言われています。
分子部分の「四球の多さ」は出塁率などでも測ることができますが、「三振の少なさ」は一般的な選手成績ではあまり着目されていないので面白い定義だなという印象です。

2015年『BB/K』ランキング

では、さっそく2015年プロ野球で規定打席に達した54選手の『BB/K』についてランキングをみてみたいと思います。

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一位は、ソフトバンクの中村晃選手で四球数66、三振数47で『BB/K=1.40』でした。
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他の選手と比較して三振が少ないことが効いているようです。

二位は、阪神の鳥谷選手で四球数89、三振数77で『BB/K=1.15』でした。
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鳥谷選手の場合は四球の多さが目立っています(例年四球が多い選手ですね)。

ホームラン率と合わせてみてみる

『BB/K』の水準はバッティングスタイルとも大いに関係していると言われます。
例えば長打狙いの選手はその分三振が増えてしまい、『BB/K』も低くなってしまう傾向にあるはずです。

そこでこの関係性をみるために『ホームラン率』(ホームラン数/打数)と『BB/K』の散布図を作成してみました。

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それほど顕著な傾向はでませんでしたが『ホームラン率』が高い長打狙いの選手は、『BB/K』が低い傾向がみられました。

2015年トリプルスリー達成者の山田選手、柳田選手は赤枠で囲った箇所に位置しています。

(おまけ)歴代選手はどうなのか?

歴代選手についても同じ見方をしてみました。
生涯打撃成績にランクインするようなレジェンド的選手を中心に、近年の「好打者」・「強打者」といわれるような選手についてみてみました。
現役選手については2015年シーズン終了までの成績、メジャー経験選手については日本球界の成績のみを対象としました。

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<感想>

・やはり打撃の神様川上はすごい、、、

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・王のこのプロットの位置、ありえない、、、

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・イチローは四球が少ないって聞いたことあるから、こんなもんか。

まとめ

2015年プロ野球で『BB/K』のトップに輝いたのはソフトバンクの中村晃選手でした。
彼はソフトバンクの強力打線の中でどちらかというと目立たない存在ですが、このような見方をすると、スポットが当たりました。

来シーズンも中村選手に注目です。

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